【2024年】MLB日本人対決(野手vs投手)の結果まとめ|大谷翔平vsダルビッシュ有、鈴木誠也vs山本由伸など

ドジャースvsカブスの日本人対決
出典元:MLB公式X
HiT (ヒット)

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2024年は山本由伸投手、今永昇太投手、松井裕樹投手、上沢直之投手の4名がMLBに挑戦し、メジャー・マイナーをあわせて計13名の日本勢(ヌートバーを含む)がプレーしました。

2024年のMLB日本勢

【ア・リーグ】

  • 東地区
    レッドソックス:吉田正尚、上沢直之(3A)
  • 中地区
    タイガース:前田健太
  • 西地区
    アストロズ:菊池雄星

【ナ・リーグ】

  • 東地区
    メッツ:千賀滉大、藤浪晋太郎(3A)
  • 中地区
    カブス:鈴木誠也、今永昇太
    カージナルス:ラーズ・ヌートバー
  • 西地区
    ドジャース:大谷翔平、山本由伸
    パドレス:ダルビッシュ有、松井裕樹

今シーズンは大谷翔平選手や山本由伸投手をはじめとした多くの選手がナ・リーグに移籍したので、数々の熱い日の丸対決が繰り広げられました。

本記事では、2024年に実現したMLB日本勢対決(野手vs投手)の全結果を映像・試合後のコメントと共に紹介します。

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誰と誰が対戦したのか、どんな結果になったのか振り返りたい方は、ぜひチェックしてみてください!

記事を書いた人:HiT (ヒット)
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【2024年】MLB日本勢対決(野手vs投手)の結果一覧

ホームベースの上に置かれたバットとボールとグローブ

2024年に実現したMLB日本勢対決(野手vs投手)の結果を一覧表にまとめました。

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野手対戦投手日時 (日本時間)結果
大谷翔平 大谷翔平ダルビッシュ有 ダルビッシュ有①2024年3月20日2打数1安打1盗塁
→ 遊ゴロ、右安
松井裕樹 松井裕樹①2024年3月21日1打数0安打
→ 右飛
今永昇太 今永昇太①2024年4月8日2打数0安打1三振
→ 空三振、三邪飛
松井裕樹 松井裕樹②2024年4月13日1打数1安打
右2
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有②2024年4月15日3打数0安打2三振
→ 空三振、三邪飛、空三振
菊池雄星 菊池雄星2024年4月28日3打数1安打1打点1三振
→ 二ゴロ、右安(1打点)、空三振
松井裕樹 松井裕樹③2024年5月11日1打数1安打
左2
前田健太 前田健太2024年7月15日1打数1安打
遊安
松井裕樹 松井裕樹④2024年7月31日1打数0安打
→ 空三振
今永昇太 今永昇太②2024年9月11日3打数0安打
→ 遊飛、一併打、右飛
松井裕樹 松井裕樹④2024年9月27日1打数1安打
左2
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有③2024年10月7日3打数0安打
→空三振、一ゴロ、投ゴロ
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有④2024年10月12日3打数0安打
→空三振、三飛、空三振
千賀滉大 千賀滉大①2024年10月14日2打数1安打1打点
→ 二ゴロ、右安(1打点)
千賀滉大 千賀滉大②2024年10月21日0打数1四球
→ 四球
鈴木誠也 鈴木誠也山本由伸 山本由伸①2024年4月7日2打数0安打1三振1四球
→ 四球、三失、空三振
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有2024年4月9日1打数1安打1四球
左2、四球
前田健太 前田健太2024年8月23日2打数1安打1四球
遊安、四球、中直
山本由伸 山本由伸②2024年9月11日2打数0安打2三振
→ 見三振、空三振
吉田正尚 吉田正尚松井裕樹 松井裕樹2024年6月30日1打数0安打
→ 一ゴロ
ヌートバー ヌートバー前田健太 前田健太2024年5月2日2打数0安打1三振
→ 左邪飛、空三振
今永昇太 今永昇太2024年8月2日3打数1安打1三振
中安、見三振、一ゴロ
松井裕樹 松井裕樹2024年8月30日1打数0安打
→ 左飛
※選手画像の出典元:https://www.mlb.com/

大谷翔平選手が今季からナ・リーグのドジャースに移籍したこともあり、レギュラーシーズンでは19回、ポストシーズンでは4回の計23回の対決が実現しました。

次の章で各対決の詳細を映像・試合後のコメント付きで紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

HiT (ヒット)

2023年の日本勢の対決は12回でしたが、7月の時点で上回りました!

【2024年】MLB日本勢対決(野手vs投手)の詳細結果(映像・試合後のコメント付き)

メジャーリーグの球場 (2)

2024年に実現したMLB日本勢対決(野手vs投手)の詳細結果を映像・コメント付きでまとめました。

野手目線で順番に紹介します。

HiT (ヒット)

試合後のコメントも記載しているので、ぜひチェックしてみてください!

大谷翔平(ドジャース)

大谷翔平
出典元:MLB公式サイト

2024年の大谷翔平選手は6人の日本人投手と15度対戦しました。

対戦結果

それぞれの対決を順番に見ていきましょう。

vsダルビッシュ有①(日本時間3月20日)

【対戦結果】
2打数1安打1盗塁
・第1打席:ショートゴロ
・第2打席:ライト前ヒット 盗塁

試合後の大谷翔平選手のコメント

Q.ダルビッシュ投手との対戦の感想は。
A.んー、会釈くらいはもちろんしたかったんですけど、ちょっとピッチクロックが時間なかったので、塁上からという感じになっちゃいましたけど、でも球もすばらしかったですし、1本なんとか打てましたけれど、何回もここからやっていくと思うので、また復習しながら、まずはあした切り替えたいと思います。

引用元:NHK

試合後のダルビッシュ有投手のコメント

――大谷選手との第1打席を振り返って。
 「一緒にトレーニングしていた時期もありましたし、今までのいろんな関係というか、そういうのもあって不思議な感じがしました。ピッチクロックがあるので投げなきゃいけないので、ゆっくり楽しむことはできなかったです」

――2打席目はライト前ヒットを打たれた。
 「最後はツーシームを内の高めにいこうとしたんですけど、抜けてしまって曲がりもあまり曲がっていなかったのでちょっと弱い球になってしまった。強い打球を打ってさすがだなと思いました」

――大谷選手のインサイドにいっていたが、情が入ることは?
 「それはないです。なかったですけど、ヒット打たれた後、自分の中ではニコっとしてしまってなんだかんだ情は入ってたんだろなと(笑)」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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これまで何度も期待されていたけれど機会に恵まれなかった「ダルビッシュ有vs大谷翔平」の夢の対決が、まさか開幕戦でいきなり実現するとは……

私が今まで観てきた野球界の出来事の中でも、五本の指に入るくらい痺れました!

vs松井裕樹①(日本時間3月21日)

【対戦結果】
1打数0安打
・ライトフライ

試合後の松井裕樹投手のコメント

Q. 大谷との対戦について
ホームランバッターですし、思ったところより浮いて高くいってしまったので、今日は球場が広くて助かりました。

Q. ライトへの打球を見た瞬間は
先ほどと同じで球場が広くて助かりました。大きなフライでした。

Q. 大谷の打順から行くぞと言われたときの感想は
左バッターのところにというのはあったので、なんとく自分の頭の中には入っていました。

引用元:Yahoo!ニュース
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打った瞬間「いった!!」と思うほどの大飛球でした!

余談ですがこのライトフライ、ヤンキースの本拠地・ヤンキースタジアムならホームランだったみたいです……

vs今永昇太①(日本時間4月8日)

【対戦結果】
2打数0安打1三振
・第1打席:空振り三振
・第2打席:サードへのファウルフライ

試合後の今永昇太投手のコメント

Q.大谷翔平と対戦してみて
本当にスイングもすごいですし、バターボックスに立つとすごく体も大きかったですし、すごく威圧感がある選手だなと思いましたね。

Q.大谷翔平を意識し過ぎないように、と言っていたが、その意識はうまくいったか
そうですね、大谷選手も僕の中では、もう試合に入ってしまえば、相手の打線の選手なので、それに関して、日本人選手だからとかそういうことは、考えないようにというか、考えられないタイプなので、まあ普通通り試合には入っていきました。

Q.スイングを読むという話をしていたが、大谷翔平の打席では何を読んだか
風が、ライト方向に打つには逆風だったんで、ライトに大きな当たりを打たれても大丈夫。
風があるので、ライトに大きなのを打たれる分には、まだリスクの方が低いかなと思ったので、真っ直ぐを引っ張られてもいいかなという気持ちで、最後高めに投げました。

引用元:Yahoo!ニュース
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自慢のストレートで真っ向勝負を挑む今永先生に痺れました!

次はどちらが勝つのか、今後の対決が楽しみです!

vs松井裕樹②(日本時間4月13日)

【対戦結果】
1打数1安打
ライトへのツーベースヒット

試合後の松井裕樹投手のコメント

「スプリットが甘く入ってしまった。ちょっと抜かれたけど、打球速度も出ていたし素晴らしいバッター。次は抑えられるように対策とかを練っていきたい」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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ソウルでの開幕シリーズでライトフライに抑えられた大谷選手が、リベンジを果たしました!

余談ですが、この翌日に起きた乱闘時の2人のやりとりが微笑ましかったので、ぜひ見てみてください↓

vsダルビッシュ有②(日本時間4月15日)

【対戦結果】
3打数0安打2三振
・第1打席:空振り三振
・第2打席:サードへのファウルフライ
・第3打席:空振り三振

試合後のダルビッシュ有投手のコメント

――大谷だけ記念球でボールが違った。
「そうだったんすよ。1回見たら、なんか数字書いてて、アルファベットと。なんだこれ、ドジャースなんかやってんじゃないかって変なことって思ったんですけど、なんか最後の方にちょっと聞いたらそうみたいで。それもわかってますし。だからこそ、思いっきり勝負したかったですけど。2打席目終わった後に僕の横通っていた時にも、“ちょっとボールばっかりで申し訳ない”って言ったんですけど。もっと気持ちよくストライクゾーンにどんどんいきたかったですね」

――奪った三振2つが全て大谷で、最速を記録したのも大谷だった。
「そうですね。だから、ずっと今までなんかドジャース、ドジャースって思ってたところが、やっぱり大谷くんと対戦するところであったりとか、すごくモチベーションを感じてるところなので。それがこう結果になっちゃうっていうところだと思います」

――大谷と対戦するときはオーラが違った。
「とにかくフォアボールだけは嫌だっていうところだったので、それがスリーボールになって、ボール球を振ってくれて。わざとだと思うんですけど。でも、なるべくストライクを投げるようにってことだけ集中はしました」

――昨日は山本と大谷と15分くらい話していた。
「楽しかったですね。大谷くんも結婚されて、多分いろいろ肩の荷が下りたじゃないけど、多分隠さなくていいところが増えたと思う。だからすごく明るい感じもしますし、いろんなこと、今ね、あると思いますけれども、その中でも野球に集中して。笑顔で 前向きにやってるのを見ると自分も元気になる。山本くんもそうですけれども、話せてよかったです」

――個々の対決へのこだわりは?
「今までなかったですね、基本的には。日本の時とかありましたけど、アメリカに来るとやっぱりそういう機会があんまないですし、対戦機会も少ないですから、そういう感情っていうのはなかったです。けど、やっぱり大谷くんが来ると日本にいた時をちょっと思い出すというか、そういう個々の対決の楽しさっていうのは、そういうのは思い出させてくれてるかなっていう風に思いますね」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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2度目の対決はダルビッシュ有投手の完全勝利!

試合後のコメントにもあるように、勝ってなお謙虚な姿勢を見せていたダルビッシュ投手に惚れ惚れしました。

この2人の対決は今後も白熱しそうです!

vs菊池雄星(日本時間4月28日)

【対戦結果】
3打数1安打1打点1三振
・第1打席:セカンドゴロ
・第2打席:ライトへのタイムリーヒット
・第3打席:空振り三振

試合後の菊池雄星投手のコメント

――大谷との対戦については。
「ランナーを置いてる打席が多かったので難しい対戦になりましたけど、毎年、毎年レベルアップしています。長打だけ打たれないようにという配球をしていまし。打たれましたし、僕も一番速い球を投げたのかな。今年。彼もものすごく速い打球を打ちました。悪くないボールだったと思いますけど、彼が上回ったと思います」

――日本のファンも対決を楽しみにしていた
「僕も楽しみでした。1年に1回しか対戦できないですからね、今年は。インコースの悪くないボールで思い切り腕を振ったボールでしたけど、投げた瞬間にライト前にいって打球が見えなかった。本当にパワーも確実性も含め、毎年どんどんレベルアップする。僕もそれに負けないように、対戦を楽しみにしながらどうやったら抑えられるんだろうと日々考えながらやっている」

――自己最速のボールを大谷の自己最速で打ち返された
「持っていかれたなという感じでしたね」

――大谷との力の勝負は楽しかった。
「ストレートで押せている感じはあったので、もう1球、2ストライク追い込んでから押し込みたかったですけど、彼のスイングスピード、技術も含めて上にいかれた」

――大谷を空振り三振にとったカーブは素晴らしかった
「ストレート、スライダーが多かったですから、カーブを使いながら最後なんとか三振取れてひとまずは。ランナーいる場面の対戦だったので、すごい神経を使いながらになりましたけど。左右問わずナンバー1のバッターに確実になっていると思う。そういうバッターと対戦できるのは僕自身のレベルアップにつながるし、本当に幸せなことだなと思います」

引用元:スポニチ Sponichi Annex

――今年は大谷が投球はしないで、打撃に専念。対峙した投手にしかわからない凄みは?
「二刀流をしていること自体が考えられないですね。僕はピッチャーしかやってないですけど、投げ終わった後は3日間くらい体が使い物にならないので(笑)彼はその数時間後にバッターで立っていたわけじゃないですか、去年まで。その中であの数字を残したのは考えられない。僕とか筋肉痛で2、3日動けないですけど。そういう中で二刀流で数字を残しているのは考えられないし、今年はバッターに専念したらそりゃ疲労度合いも違うでしょうから、とんでもない数字がシーズン後に残っているんじゃないかな。違うリーグで良かったなと思います」

――2番に大谷がいることでどういうふうに対戦しようと思った?
「長いのだけランナーためて打たれないようにということは打線の中で常に考えていましたね。アプローチの仕方もそれぞれバッターで違いますし、なかなか大振りしてこない。コンパクトに打ってくるし、甘く入ったら思い切り引っ張ると、1~9番までそういう打線ですから、完璧に抑えようとせずにランナーためての長打だけは防ごうという意識はいつも以上に持ちながらやっていましたね」

――大谷と去年まで何度も対戦しているが、データを研究した上で違った部分は?
「基本的には泳がせるしかないですね。真っすぐを意識させて、体を開かせてカーブ、スライダーで泳いでもらうのが唯一とは言わないですけど、そういう状態をどうつくるかがカギなんですけどね。最後の打席だけは真っすぐ、スライダーを意識させて最後カーブっていうのが最後の打席だけはできたと思います。1個甘くなるとカチャーンといかれるのでそこが難しいですね」

――98マイル台は3年ぶりだったが、アドレナリンが出た?
「彼が出させてくれたんじゃないですかね」

――捕手が何回かいく場面があったが。
「いいボールがきてるから安心してと言っていました」

――集中した状態でアドレナリンが出ていた?
「コントロールした中で思い切りゾーンの中で思い切り勝負するというのが今日もできた。その上で打たれることもあるし、うまくいくこともある。結果は4失点ですけど、切り替えやすいかなと思います。勝負した結果ですから」

――去年より安定した結果が出ているように見えるが、変えた部分は?
「いろいろ変えているので。ここで言うと長くなるんで(笑い)ぜひ、僕の練習もたまには見に来てください(笑い)」

――同じ岩手で、同じ学校の選手が重なるのは?
「幸せなことですよ。岩手のみんなが久しぶりにテレビに映るよと連絡くれたので、有名になれるチャンスかなと思って今日は頑張ろうと言っていました(笑)」

――大谷との対戦が決まった時は?
「よっしゃとは思わないですよ(笑)凄いバッターですから。でも、やるとなったらヨシという感じじゃないですか。やった、対戦できるとは思わないですよ(笑)」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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菊池投手はユニークな性格の持ち主で、試合後のコメントがいつも本当におもしろい。

私のXアカウントでも積極的に発信していくので、本人が話していた通り、今季はぜひ菊池投手にも注目してみてください!

vs松井裕樹③(日本時間5月11日)

【対戦結果】
1打数1安打
左中間へのツーベースヒット

両者、試合後のコメントなし

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前回に続き、またもや大谷選手に軍配があがりました!

5月時点ですでに3度の対戦なので、今季はまだまだ対戦することになるでしょう。

vs前田健太(日本時間7月15日)

【対戦結果】
1打数1安打
ショート強襲の内野安打

試合後の前田健太投手のコメント

――大谷選手との対戦はどうでしたか?
「特別でしたね。もちろんいいバッターなんでプレッシャーはありますけど、凄く楽しかった。なんとか2死走者なしで彼を迎えたかった。ヒットは打たれましたけど、勝負を楽しむことができた。翔平のおかげで94マイルも出たしね(笑い)」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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前田健太投手はこの試合からリリーフに配置転換しており、中継ぎ登板の1試合目で3.2回5奪三振0失点の好投を披露しました!

vs松井裕樹④(日本時間7月31日)

【対戦結果】
1打数0安打
・空振り三振

試合後の松井裕樹投手のコメント

「リーグの中でも一番いい左バッターだと思う。まず左をしっかりアウトに取るのが現状の僕の仕事なので。そこでしっかり仕事が果たせて良かったです。配球のことは言えないけど、なるべく打球速度を下げてアウトに取れればと思ったけど、空振りが取れたので良かったです」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
HiT (ヒット)

大谷翔平選手と松井裕樹投手はこれまで4度対戦し、今回は松井投手が勝利を収めたので2勝2敗のイーブンとなりました!

次はどちらに軍配が上がるのか楽しみです!

vs今永昇太②(日本時間9月11日)

【対戦結果】
3打数0安打
・第1打席:ショートフライ
・第2打席:ファーストへのダブルプレー
・第3打席:ライトフライ

試合後の今永昇太投手のコメント

――昨日、大谷のダメージを防ぎたいと言っていた

 「本当に打球速度も凄いハードヒットでしたし、本当に1つ間違えたらホームランになってもおかしくないフライだったので、改めて素晴らしいスイングの持ち主だと思いました」

――過去にも対決したり日本代表でも一緒にプレー。歴史もある。いろんな縁があって今日はどういう一日

 「これは日本代表の時にダルビッシュ有さんに言われたことがあるんですけど、素晴らしい選手と野球をやってると、自分の中のリミットが外れて、自分には知らない力が出る瞬間があるって言われたことがあって、まさに今日、本当に山本投手、大谷選手、ドジャースの打線を抑えるために、チームが勝つために、自分の知らない力が出たんじゃないかと思う」

――大谷を抑えた

 「彼は本当に球場の雰囲気を変えられる力があるので、それはたった1打席で変えられる力があるので、今日はそういう雰囲気を変えさせない打席で助かったなと思います」

 ――(3回無死一、二塁から併殺の場面)

 「技術的なこととしては、ホームランだけは避けないといけない、走者を置いてホームランだけは避けないといけなというので、遠く低くというボールから入っていって、そのあとの2球は自分も力んでしまったのでボールが続いて、僕の中では次は真っすぐかなとも思ったんですけど、四球出して無死満塁の方がまだいいんじゃないかっていうという考えもあったので、苦手ではあるスライダーを選択したんですけど、それがうまくファーストゴロになってくれてよかったと思います」

 ――真ん中にいった瞬間は

 「まあ、真っすぐじゃなかった分だけよかったのかなというか、僕が想像できることは恐らく打者も想像できることだと思うので、僕が真っすぐを投げたいときは打者も真っすぐが来るだろうと思ってるので、そこで勇気を持って、自分の得意球ではなくて、相手が予測してなさそうな、分からないですけど、一番確率が低そうな球を選択したのがよかったなと思いますね」

――大谷さまさまと。熱気は違うものがあったか

 「登板前日もたくさんの人から、明日頑張ってねといただきましたし、これでちょっとでも僕の名前を覚えてくれる日本人の方が、2人ぐらい増えたと思います(笑い)」

 ――大谷のライトフライ

 「(本拠の)リグレーだったら入ってたかなという、そういう気持ちにはなりましたね。でも先っぽだったので、確かスライダーかな。これが入ったら、ちょっと勘弁してくれよという気持ちでは見てました」

引用元:スポニチ Sponichi Annex スポニチ Sponichi Annex
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前回に続き、今回も今永昇太投手に軍配!

第3打席のあわやホームランかという大飛球は、打った瞬間「いった!」と思いました。(惜しかったー)

vs松井裕樹⑤(日本時間9月27日)

【対戦結果】
1打数1安打
レフトへのツーベースヒット

両者、試合後のコメントなし

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レギュラーシーズンは5度対戦し、5打数3安打で大谷翔平選手に軍配が上がる結果となりました。
→右飛、二塁打、二塁打、空三振、二塁打

ポストシーズンでの対決を期待したいです!

vsダルビッシュ有③(日本時間10月7日)

【対戦結果】
3打数0安打
・第1打席:空振り三振
・第2打席:ファーストゴロ
・第3打席:ピッチャーゴロ

試合後のダルビッシュ有投手のコメント

――大谷をカーブなど変化球を駆使して抑えた。
 「とにかく球種だけじゃなく、反応を見ながら、セット(ポジション)に入ってから長く持ったりとか、足の上げている時間を変えたりとかそういう工夫をしていました」

――大谷選手に対し、パドレス投手陣は高めの速い球を使う印象があるが、ダルビッシュ投手はどういう意図で攻めた?
 「いろいろありますけど、まずは本人の反応であったり、自分の球に対するスイングであったりとか、そういうのを見ながらセットに入ってから長く持ったりとか、足を上げてからゆっくり出ていったりとかそういう工夫をするようにしていました」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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世界一をかけたポストシーズンの夢舞台で、今季3度目の「大谷翔平vsダルビッシュ有」が実現!

第1戦に3ランホームランを含むマルチ安打を記録し、レギュラーシーズン終盤の絶好調のままの勢いに乗る大谷選手でしたが、ダルビッシュ投手のベテランの投球術により完璧に封じ込められました。

vsダルビッシュ有④(日本時間10月12日)

【対戦結果】
3打数0安打
・第1打席:空振り三振
・第2打席:サードフライ
・第3打席:空振り三振

試合後のダルビッシュ有投手のコメント

――大谷翔平は3打数無安打に抑えた。
 「自分以上に気を使ってる部分があると思うので、自分がいろいろ考えていたやり方というか、それが上手くだせたのでそういう面では良かった」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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リーグ優勝決定シリーズをかけた運命の第5戦でも、ポストシーズン2度目の「大谷翔平vsダルビッシュ有」が実現!

大谷選手のリベンジを期待しましたが、第2戦と同様にダルビッシュ投手の巧みな投球術に封じ込められ、2三振を喫しました。

これでダルビッシュ投手との対戦成績は、打率.091(11-1)となりました。

vs千賀滉大①(日本時間10月14日)

【対戦結果】
2打数1安打1打点
・第1打席:セカンドゴロ
・第2打席:ライトへのタイムリーヒット(1打点)

試合後の大谷翔平選手のコメント

――2回、千賀からのタイムリーは
 「その前の初回のマンシーのタイムリー大きかったなと思う」

引用元:Sponichi Annex

試合後の千賀滉大投手のコメント

――2回に大谷に打たれた3点目が痛かった。
 「いや、でもまぁ四球を出してるので、そこまでいろいろ思うことというよりも、自分が四球を出した走者なので、そこまであんま思ってなかったです」

引用元:Sponichi Annex
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第1打席は千賀投手に軍配!

しかし2打席目に貴重な追加点となるタイムリーヒットを放ち、前回(2023年8月26日)に続いて大谷選手が勝利を収めました!

vs千賀滉大②(日本時間10月21日)

【対戦結果】
0打数1四球
・フォアボール

HiT (ヒット)

リーグ優勝決定シリーズの第6戦で、MLB3度目・ポストシーズン2度目の対決が実現!

結果はフォアボールとなり、通算対戦成績は打率.667 1打点 3四球と大谷選手が優勢となっています。

『Shohei Ohtani- Beyond the Dream』
  • ドキュメンタリー映画『Shohei Ohtani- Beyond the Dream』

鈴木誠也(カブス)

鈴木誠也
出典元:MLB公式サイト

2024年の鈴木誠也選手は3人の日本人投手と4度対戦しました。

対戦結果

それぞれの対決を順番に見ていきましょう。

vs山本由伸①(日本時間4月7日)

【対戦結果】
2打数0安打1三振1四球
・第1打席:フォアボール
・第2打席:サードのエラー
・第3打席:空振り三振

試合後の山本由伸投手のコメント

――鈴木誠也との対戦は?
「狙ったところではなかったですけど、たまたまいいところに。最後もストレートもちょうどいい高さに抜けたので本当に運が良かったですね」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
HiT (ヒット)

前日まで5試合連続安打、打率.345・OPS1.015と絶好調だった鈴木誠也選手を封じ込め、今回は山本由伸投手に軍配が上がりました!

今後は「大谷翔平vs今永昇太」とセットで「鈴木誠也vs山本由伸」の日本人タッグ対決が何度も観られると思うとワクワクが止まりません!

vsダルビッシュ有(日本時間4月9日)

【対戦結果】
1打数1安打1四球
・第1打席:レフトへのツーベースヒット
・第2打席:フォアボール

試合後のダルビッシュ有投手のコメント

――去年3打数無安打2三振だった鈴木との対戦は二塁打と四球で1打数1安打となった。
 「最初は、基本的にはかなり消極的なバッターなんですけど最初、振ってこないかなと思ったんですけど、多分そこを逆手に取ってきたという感じがしましたし、2回目はちょっと自分がこう、勝負できる状況になかったというか、そこが自分の中では悔しいところですね」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
HiT (ヒット)

昨季は3打数ノーヒット2三振と完璧に抑え込まれたダルビッシュ投手に対し、鈴木誠也選手が見事にリベンジを果たしました!

対決の翌日に鈴木誠也選手に対して「何?二塁打打ったらもう(挨拶に)こないの?😄笑」とジョークを飛ばしていたダルビッシュ投手が微笑ましかったです↓

vs前田健太(日本時間8月23日)

【対戦結果】
2打数1安打1四球
・第1打席:ショートへの内野安打
・第2打席:フォアボール
・第3打席:中直

試合後の鈴木誠也選手のコメント

「広島に入った時から凄く優しくしてくれた先輩なんで不思議な気持ちでした」

引用元:スポニチ Sponichi Annex

試合後の前田健太投手のコメント

「誠也はマウンドから見ても雰囲気のある選手。対戦できたことはうれしく、楽しかった」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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元広島東洋カープの2人による、夢の対決がついに実現!

結果は鈴木誠也選手に軍配が上がりましたが、対戦しているのを見るだけでも目頭が熱くなる胸熱なひと時でした!

vs山本由伸②(日本時間9月11日)

【対戦結果】
2打数0安打2三振
・第1打席:見逃し三振
・第2打席:空振り三振

試合後の鈴木誠也選手のコメント

――山本との再戦。そして終盤の逆転劇で活躍した。
 「今日の由伸は凄く良かったですし、なかなか打つ手がなかったというか、難しかったなと思う。その後、切れずに最後までしっかりいい打席を迎えられたっていうのは良かったと思います」

――山本投手は今年1度対戦している。復帰戦で向こうも必死だと思うが、伝わってくるものは?
 「ないっすよ、そんなの。やっぱり良い投手ですし、今日は多分球数も決まっていたんで、フルで初回から飛ばしてきていたのは分かっていた。それは前回やった時よりもスピードも速かったですし、スプリットの落ちも良かった。なかなかあのスピードであそこまで落差があってっていうのは、なかなか見きれなかったので難しかったですね」

――山本投手の初球カーブはおや?という感じだった?
 「いや、前回対戦もそうですけど、結構カーブを投げてくるのは分かっていました。僕の今の状態的にも変化球が打てていないっていうデータは出ていると思うので、なんとなく予想はしたから見切れた。真っすぐ1本だったら多分振っていたと思う。頭にあったから良かったのかなと思いますけど、ムズいっすね、あの球は。凄く良かった」

引用元:スポニチ Sponichi Annex

試合後の山本由伸投手のコメント

――鈴木誠也にはこの日最速97・9マイル(約157・5キロ)を計測。意識はあったか。
 「そうですね。やっぱり同じ日本人選手と対戦できることは多くないので、多少、まぁ、あの特別な意識じゃないけどそういうのはありますけど、逆にそういう意識を持ちすぎないように投げました」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
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山本由伸投手が怪我からの復帰戦にもかかわらず、圧巻のピッチングを披露!

鈴木誠也選手との対決を1度目に続き、2度目も制しました!

吉田正尚(レッドソックス)

吉田正尚
出典元:MLB公式サイト

2024年の吉田正尚選手は日本人投手と1度対戦しました。

対戦結果

対決の詳細と試合後のコメントを紹介します。

vs松井裕樹(日本時間6月30日)

【対戦結果】
1打数0安打
・ファーストゴロ

試合後の吉田正尚選手のコメント

「インコースの高めの球を引っ掛けてしまった。日本でもしっかり実績を積んでいますし、メジャーでも普通にやれば活躍できる。素晴らしいピッチャーですし、きょう実際に対戦してみて数字通り、成績通り(11試合連続無失点)の投手だと思いました」

引用元:Yahoo!ニュース
HiT (ヒット)

NPB時代は打率.333(21-7) OPS.993と吉田選手が得意にしていましたが、メジャー初対決は松井投手に軍配!

次はどんな結果になるのか今から楽しみです。

ラーズ・ヌートバー(カージナルス)

ラーズ・ヌートバー
出典元:MLB公式サイト

2024年のヌートバー選手は3人の日本人投手と3度対戦しました。

対戦結果

対決の詳細と試合後のコメントを紹介します。

vs前田健太(日本時間5月2日)

【対戦結果】
2打数0安打1三振
・第1打席:レフトへのファウルフライ
・第2打席:空振り三振

試合後のヌートバー選手のコメント

「さまざまなボールを織り交ぜていいピッチングをしていたと思う。彼が長い間、大リーグで活躍している理由だ」

「日本選手と対戦するのは僕にとっていつもクールなことだ。今回はやられてしまったけど、次回は打てるようにしたい」

引用元:NHK
HiT (ヒット)

ヌートバー選手が「日本選手と対戦するのは僕にとっていつもクールなことだ」とコメントしたことにグッときました!

次は誰と対戦するのか楽しみです。

vs今永昇太(日本時間8月2日)

【対戦結果】
3打数1安打1三振
・第1打席:センター前ヒット
・第2打席:空振り三振
・第3打席:ファーストゴロ

試合後の今永昇太投手のコメント

「敵にすると厄介だなと思う」

引用元:スポニチ Sponichi Annex
HiT (ヒット)

WBCで共に戦った2人によるメジャー初対決は、2勝1敗で今永昇太投手に軍配!

カージナルスとカブスは同地区のライバルなので、所属チームが変わらない限りはこの先も何度も対戦が見られるでしょう!

vs松井裕樹(日本時間8月30日)

【対戦結果】
1打数0安打
・レフトフライ

試合後のヌートバー選手のコメント

「彼と対戦するのは初めてだったのでうれしかったが、彼はとてもいいボールを持っていて僕を負かしたので、次の対戦では打ちたい。日本選手と対戦するのはいつも楽しいが、競争心もわいてくる」

引用元:NHK

試合後の松井裕樹投手のコメント

「1人のバッターとして、特徴をしっかり頭に入れて臨んだ。できれば三振をとりたかったが、浅いフライだったのでよかったと思う」

引用元:NHK
HiT (ヒット)

WBCで共に戦った2人によるメジャー初対決は、松井裕樹投手に軍配!

ヌートバー選手の日本人選手に対するコメントは、いつもリスペクトに溢れていて大好きです!

【2024年】MLB日本勢対決(野手vs投手)の結果まとめ

メジャーリーグの球場

2024年のレギュラーシーズンは、MLB日本勢対決(野手vs投手)が23回も実現しました。

どれも手に汗握る熱い戦いばかりで、次のマッチアップが楽しみになるものばかりです。

【2024年】MLB日本勢対決(野手vs投手)の結果一覧
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野手対戦投手日時 (日本時間)結果
大谷翔平 大谷翔平ダルビッシュ有 ダルビッシュ有①2024年3月20日2打数1安打1盗塁
→ 遊ゴロ、右安
松井裕樹 松井裕樹①2024年3月21日1打数0安打
→ 右飛
今永昇太 今永昇太①2024年4月8日2打数0安打1三振
→ 空三振、三邪飛
松井裕樹 松井裕樹②2024年4月13日1打数1安打
右2
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有②2024年4月15日3打数0安打2三振
→ 空三振、三邪飛、空三振
菊池雄星 菊池雄星2024年4月28日3打数1安打1打点1三振
→ 二ゴロ、右安(1打点)、空三振
松井裕樹 松井裕樹③2024年5月11日1打数1安打
左2
前田健太 前田健太2024年7月15日1打数1安打
遊安
松井裕樹 松井裕樹④2024年7月31日1打数0安打
→ 空三振
今永昇太 今永昇太②2024年9月11日3打数0安打
→ 遊飛、一併打、右飛
松井裕樹 松井裕樹⑤2024年9月27日1打数1安打
左2
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有③2024年10月7日3打数0安打
→空三振、一ゴロ、投ゴロ
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有④2024年10月12日3打数0安打
→空三振、三飛、空三振
千賀滉大 千賀滉大①2024年10月14日2打数1安打1打点
→ 二ゴロ、右安(1打点)
千賀滉大 千賀滉大②2024年10月21日0打数1四球
→ 四球
鈴木誠也 鈴木誠也山本由伸 山本由伸①2024年4月7日2打数0安打1三振1四球
→ 四球、三失、空三振
ダルビッシュ有 ダルビッシュ有2024年4月9日1打数1安打1四球
左2、四球
前田健太 前田健太2024年8月23日2打数1安打1四球
遊安、四球、中直
山本由伸 山本由伸②2024年9月11日2打数0安打2三振
→ 見三振、空三振
吉田正尚 吉田正尚松井裕樹 松井裕樹2024年6月30日1打数0安打
→ 一ゴロ
ヌートバー ヌートバー前田健太 前田健太2024年5月2日2打数0安打1三振
→ 左邪飛、空三振
今永昇太 今永昇太2024年8月2日3打数1安打1三振
中安、見三振、一ゴロ
松井裕樹 松井裕樹2024年8月30日1打数0安打
→ 左飛
※選手画像の出典元:https://www.mlb.com/
MLB日本勢野手の対戦成績まとめ
  • 大谷翔平:6投手と計15回対戦
    → 打率.259 (27-7) 2打点 1盗塁 1四球
  • 鈴木誠也:3投手と計4回対戦
    → 打率.286 (7-2) 3四球
  • 吉田正尚:1投手と計1回対戦
    → 打率.000 (1-0)
  • ラーズ・ヌートバー:3投手と計3回対戦
    → 打率.167 (6-1)
HiT (ヒット)

2024年は例年以上に熱い日本勢対決が実現しました。

2025年もシーズンが始まったらまた記事にまとめますので、ぜひお楽しみに!

ドジャースvsカブスの日本人対決

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