邦ロック(邦楽のロック)にはさまざまなジャンルが存在し、それぞれに膨大な数のバンド・アーティストがいます。
手当たり次第に片っ端から聴いていき、自分の好みのバンドを見つけていくのも楽しいですが、最初は人気でおすすめのバンドから入りたいという人も多いでしょう。
そこで今回は、邦ロック界の中から厳選した「初心者必聴のおすすめバンド40組」を、オリジナルの9つのタイプに分けて紹介します。
難しい音楽用語は少なめで紹介するので、初心者の方にも易しい内容となっています。
この記事を読めば邦ロックのおすすめバンドを網羅できるので、すぐに邦ロックに詳しくなれますよ!
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邦ロック初心者おすすめバンド1:「王道の邦ロックバンド」
邦ロック界のみならず、日本の音楽シーンを代表する「王道の邦ロックバンド」です。
邦ロックを聴き始めるなら、まずはここから始めてみましょう。
このバンドは多くの楽曲がCMやドラマ、映画などのタイアップに起用されているので、邦ロックに詳しくなくても1度は聴いたことがあるかもしれません。
BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン、通称バンプ)
1996年に千葉県・佐倉市出身の幼馴染み4人組により結成。
20年以上にわたり日本の音楽シーンのトップを走り続けている、誰もが知る国民的ロックバンドです。
音楽業界にもファンが多く、世代を越えて幅広い層に愛されています。
◆代表曲
・天体観測 (2001.3)
・カルマ (2005.11)
・ray (2014.3)
◆HiT (ヒット)のイチオシ曲
・ロストマン(2003.3)
◆イチオシ曲試聴
・共感できる深い歌詞と優しい歌声
曲の歌詞が深くて共感できるものが多く、ボーカルの藤原さんの優しい歌声も相まって聴く者の心にスッと入り込んできます。
何か辛いことや壁にぶつかったときは是非BUMP OF CHICKENの楽曲を聴いてみて下さい。そっと寄り添って頑張る力をくれますよ。
・同じ音楽業界の有名アーティストたちも絶賛し、認められている点
業界内でのファンや影響を受けたアーティストも多く、
1Mr.Childrenの桜井和寿
2コブクロの小渕健太郎
3MAN WITH A MISSIONのジャンケン・ジョニー
などがファンであると公言。
1RADWIMPS
2SEKAI NO OWARIのFukase
3米津玄師
なども影響を受けたアーティストにバンプを上げています。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATION
(アジアン・カンフー・ジェネレーション、通称アジカン)
1996年に関東学院大学の軽音サークルのメンバーで結成された4人組バンド。
2021年でデビュー25周年を迎え、長年日本のロックシーンのトップに立ち続ける日本を代表するロックバンドです。
◆代表曲
・遥か彼方 (2002.11)
・リライト (2004.8)
・ソラニン (2010.3)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Re:Re: (2004.10)
◆イチオシ曲試聴
・エモいロックの代名詞
今や日常でも耳にするようになった「エモい」というワード。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONには無骨で地味なボーカルの後藤さんが歌う姿に何とも言えないエモさがあります。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONがブレイクして以降、エモいと表現という表現が邦ロック界を含め、音楽シーン全体に広まったように感じます。
・何と言っても良い意味で見た目が素朴
ロックと言えば目立つ髪や服装をしていることが多いと思うが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONはいたって普通。むしろ地味。だがそれが良い!
自然と親近感が湧くし、一見冴えないが男たちが楽器を持つと一気にカッコ良く映る。そのギャップにやられます。
ONE OK ROCK
ONE OK ROCK
(ワンオクロック、通称ワンオク)
2005年に結成された4人組バンド。
日本武道館、野外スタジアム講演、大規模な全国アリーナツアーを軒並み成功させ、今や日本の音楽シーンを引っ張る存在です。
その活躍は国内に留まらず、日本のみならず海外レーベルと契約をし、全世界ツアーを開催するほど海外にも活動の範囲を広げ、グローバルな成長を続けています。
◆代表曲
・完全感覚Dreamer(2010.2)
・Wherever you are(2010.6)
・The Beginning(2012.8)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・キミシダイ列車 (2011.10)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのTakaさんの力強いハイトーンボイス
ボーカルのTakaさんの歌声をぜひ1度生で聴いてみてほしい!
CD音源と同じ、いやそれ以上の上手さで、間違いなく日本でも指折りの歌唱力です。
・ライブでのTakaさんの心揺さぶられる熱いMC
Takaさんがライブで発する一言一言に想いが詰まっていて、その熱い言葉を聞くたびに心揺さぶられます。
「いいかお前ら!俺らに残された時間というのはなぁ!これっぽっちしかねぇからよ!お前らの人生、絶対無駄にすんなよ!!」
RADWIMPS
RADWIMPS
(ラッドウィンプス、通称ラッド)
2001年結成の4人組バンド。
巧みな言葉遊びや独特の表現で書かれた歌詞と類稀なる表現力・歌唱力で多くの人の心を魅了しています。
2016年公開の映画「君の名は」で主題歌・劇中歌を担当し、映画の大ヒットに伴い、それまで以上に知名度がグンと上がり、多くのファン層を獲得しました。
2019年には同監督担当映画「天気の子」でも主題歌・劇中歌を担当しています。
◆代表曲
・ふたりごと (2006.5)
・有心論 (2006.7)
・前前前世 (2016.8)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・会心の一撃(2013.12)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルの野田洋次郎さんが作詞・作曲する独特な世界観の歌詞とメロディセンス
ボーカルの野田洋次郎さんは類稀なる作詞・作曲センスの持ち主で、歌詞の中に随所に言葉遊びが散りばめられていて、そこに注目しながら聴くことも楽しみの1つ。
メロディだけを楽しんで聴くよりも歌詞カードや歌詞サイトを見ながら歌詞に注目しながら聴くことで、より一層その世界観に浸ることができます。
その類稀なる作詞・作曲センスから、多くの人気アーティストに楽曲を提供しています。
UVERworld
UVERworld
(ウーバーワールド、通称ウーバー)
滋賀県出身のメンバーで結成された6人組バンド。
熱いエネルギッシュなライブパフォーマンスを武器に15年近く日本の音楽シーンの最前線を走り続けています。
男性客限定のライブ「男祭り」、女性客限定のライブ「女祭り」はファンの間では大人気のライブなっています。
◆代表曲
・CHANCE! (2005.10)
・SHAMROCK (2006.8)
・君の好きなうた(2006.11)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Live everyday as if it were the last day(2007.2)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのTAKUYA∞さんの歌唱力
ボーカルのTAKUYA∞さんの歌唱力の高さは日本でも指折りのレベルで、伸びのある力強さと難曲を難なく歌い上げる柔軟さが特徴の歌声です。
その歌声は普段のストイックな生活で鍛え上げられたもので、音楽のために長年にわたり多くのものを制限しています。
・グルテンフリーの食生活
・カフェイン摂取をしない
・歌のためにアルコールは年3回のみ、禁煙
・天気の悪い日やどんな体調が悪い日でも毎日10kmランニング
という話はファンの間では有名。
・良い意味で熱くてクサいTAKUYA∞さんのMC
ライブでTAKUYA∞さんがMCでよくクサい台詞を言うのですが、普段なら「クサくない?」と思ってしまう台詞が何故かだんだんとカッコ良く聞こえてしまう。
TAKUYA∞さんのMCは煽り上手でとにかく熱くて盛り上がります!
邦ロック初心者おすすめバンド2:「オシャレな邦ロックバンド」
音楽のテイストやメンバーのルックスがとにかくオシャレでカッコイイロックバンド。
通称「オシャロックバンド」
MVもオシャレでカッコ良く、グッズなどもオシャレなものが多いので邦ロックファンのみならず、幅広い層に人気のバンド。
まずはカタチから!と言いたいわけではありませんが、邦ロックファンになるのはこのタイプのバンドから聴き始めてみるのはオススメです。
[Alexandros]
[Alexandros]
(アレキサンドロス、通称ドロス、またはアレキ)
2007年結成の4人組バンド。
旧バンド名は[Champagne]。
2014、2015年の2度日本武道館での公演を成功させています。
確かな演奏力とメロディセンスで10代、20代を中心に人気を博しているバンドです。
2019年6月からドラムの庄村聡泰さんが局所性ジストニアによりライブ活動を休養していたが、2020年5月のリリースベストアルバムを最後にバンドを勇退することが発表されました。
◆代表曲
・starrrrrrr (2013.1)
・Run Away (2013.12)
・ワタリドリ (2015.3)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・city(2010.7)
◆イチオシ曲試聴
・シリア育ちのボーカル川上洋平さんの中東訛りの英語とハイトーンボイス
幼少期をシリアで過ごした、帰国子女のボーカルの川上洋平さん。
彼の特徴的な中東訛りの英語と持ち前の伸びやかなハイトーンボイスが唯一無二の音楽スタイルを生み出しています。
・現状に満足せずに常に高みを目指し成長し続ける向上心の高さ
いつか世界一のバンドになると宣言しており、世界最高峰のフェスイギリスの「グラストンベリー・フェスティバル」の"ヘッドライナー"を務めることが目標。
日本で例えるなら、紅白歌合戦の大トリを務めるようなものです。
・メンバーがイケメンでスタイルが良くオシャレ
デザイナーズブランド「Yohji Yamamoto」とのコラボも行っており、音楽だけでなくルックスもオシャレ。
女性ファンが多いのも納得です。
サカナクション
サカナクション
2005年に北海道出身のメンバーで結成された5人組バンド。
現在のメンバーになってわずか1年という早さでメジャーデビュー。
2010、2015年の2度、日本武道館での公演を成功させています。
ロック、ポップ、エレクトロなど、枠にとらわれない音楽スタイルが特徴的で幅広い層に支持されています。
◆代表曲
・アルクアラウンド(2010.1)
・アイデンティティ(2010.8)
・新宝島(2015.9)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Aoi(2013.2)
◆イチオシ曲試聴
・時代とともに常に進化し続ける音楽スタイル
ロック、ポップ、エレクトロ、フォーク、ダンスなど、枠にとらわれない音楽スタイルが武器。
移り変わる音楽シーンととも常に新たなチャレンジを繰り返し、他のどのバンドにも真似できない唯一無二の形を作り上げています。
・音楽にかける本気度
ボーカルの山口一郎さんはTV番組で「音楽と結婚している」と語っており、人生を音楽に捧げているという本気度。
Suchmos(活動休止中)
Suchmos(サチモス)
2013年に神奈川県育ちのメンバーで結成された男性6人組バンド。
イギリスのバンド、ジャミロクワイに影響を受け、ロック、ソウル、アシッドジャズ、ヒップホップなどを取り入れた音楽スタイルが特徴的。
◆代表曲
・STAY TUNE(2016.1)
・MINT(2016.7)
・808(2018.2)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Miree(2015.4)
◆イチオシ曲試聴
・クールでオシャレなネオシティポップの筆頭格
シティポップはざっくり言うと1970~80年代の日本で流行した、歌詞やサウンドに"都会的な雰囲気"を含んでいるポップスのこと。
近年そのシティポップにテクノやヒップホップの要素を取り入れた"ネオシティポップ"が多く誕生し、その筆頭格がSuchmosです。
オシャレな邦ロックが聴きたいなら、Suchmosを聴けば間違いなし!
MAN WITH A MISSION
MAN WITH A MISSION
(マン・ウィズ・ア・ミッション、通称マンウィズ)
天才生物学者ジミー・ヘンドリックスによって生み出された、頭はオオカミ、身体は人間という究極の生命体5人?5匹?で構成されるバンド。
2013年に自身初となる日本武道館での公演を成功させています。
2018年にはスタジアム公演の中でも特に厳しいと言われる阪神甲子園球場での公演を成功させています。
その活躍は日本に留まらず、世界中でワールドワイドな活動を行っています。
◆代表曲
・FLY AGAIN(2011.4)
・Emotions(2013.2)
・Raise your flag(2015.10)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・higher(2014.3)
◆イチオシ曲試聴
・キャッチーな曲調の曲も多く、邦ロックの入りとしてはオススメ
僕も実際、マンウィズから邦ロックに入りました。
真っすぐでポジティブで初心者でも聴きやすい曲が多いのでオススメです。
・キャラ設定や裏設定も楽しめる要素
会話できるのはギターボーカルのジャンケン・ジョニーのみ。
あとのメンバーは言葉を話せず、ジェスチャーのみ。
ライブのときは歌いやすくするため、被り物の顎を外しt・・・おっと誰か来たようだ。
THE ORAL CIGARETTES
THE ORAL CIGARETTES
(ジ・オーラルシガレッツ、通称オーラル)
2010年に奈良県出身のメンバーを中心に結成された4人組バンド。
2017年には自身初となる日本武道館でのワンマンライブを開催。
チケットが即日完売するなど、若い世代を中心に人気を博しています。
メジャーデビュー5周年の2019年には大阪・泉大津フェニックスで、自身主催の2日間の野外フェスを開催しました。
◆代表曲
・狂乱 Hey Kids!!(2015.11)
・気づけよBaby(2016.1)
・BLACK MEMORY(2017.9)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・エイミー(2012.2)
◆イチオシ曲試聴
・色気のあるセクシーな歌声
ボーカルの山中拓也さんのV系ロックバンドと近しい、色気のあるセクシーな歌声が特徴的。
その甘い歌声で多くの女性ファンを魅了しています。
・ミステリアスな世界観
ダークでミステリアスな世界観の曲やMVが多く、本人たちも「ダークサイドでてっぺんをとってやる!」と宣言しています。
そういったダークでミステリアスな雰囲気が好きな人はドハマりするはずです。
KEYTALK
KEYTALK(キートーク)
2009年に結成された4人組バンド。
下北沢を拠点に精力的に活動を行っている。前身バンドは「real」。
2015年に初の日本武道館公演で成功を収め、その勢いに乗り、2017年には横浜アリーナ、2018年に幕張メッセといった大型会場でワンマンライブを敢行しました。
現在では全国の大型フェスで大トリを務めるなど、女性ファンを中心に人気バンドへと成長を遂げています。
◆代表曲
・MONSTER DANCE (2014.10)
・桜花爛漫(2015.4)
・MATSURI BAYASHI(2016.5)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・黄昏シンフォニー(2017.6)
◆イチオシ曲試聴
・踊って盛り上がれる四つ打ちダンスロックの代名詞
四つ打ちダンスロックと言えばKEYTALK。
四つ打ちはライブではめちゃめちゃ盛り上がります。
代表曲の「MONSTER DANCE」は振り付けがあるのですが、ライブではファンが完コピで振り付けを踊ります。
初めてその光景を見たときは開いた口が塞がりませんでした。
・ツインボーカル
1ギターボーカル寺中さん(通称、巨匠)
2ベースボーカル首藤さん
の声色の違うツインボーカルのハーモニーが心地良く、年々ライブでのクオリティもかなり上がってきています。
※四つ打ち
ざっくり言うと、ダンス・ミュージックにおいてバスドラムによって等間隔(1小節に4分音符が4回続くリズム)に打ち鳴らされるリズムのこと。ロックに取り入れることで高揚感やスピード感を表現できる。
邦ロック初心者おすすめバンド3:「疾走感MAXの邦ロックバンド」
爽やかなメロディーやスピード感のあるサウンドが特徴的な「思わず走り出したくなる疾走感MAXのロックバンド」です。
テンションが上がる曲が多く、このバンドたちが出演しているフェスに参戦すると間違いなく盛り上がります。
04 Limited Sazabys
04 Limited Sazabys
(フォー・リミテッド・サザビーズ、通称フォーリミ)
2008年に愛知県名古屋市で結成された4人組バンド。
2016年より毎年地元名古屋で、自身主催の野外フェス「YON FES」を開催しており、大盛況を収めています。
2017年には自身初となる日本武道館でのワンマンライブ行い、チケットは即日完売。
若い世代を中心に絶大な人気を博しており、今では邦ロックシーンを牽引する存在となっています。
◆代表曲
・swim (2014.9)
・Terminal (2015.3)
・sqall (2017.8)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Buster call(2015.4)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのGENさんのハイトーンボイスとギター・コーラスのRYU-TAさんのしゃがれ声との絶妙なバランス
ボーカルのGENさんの本当に30歳を超えた男性が出す歌声か?と思うほどの少年のようなハイトーンボイスが特徴的。
GENさんはMCも上手く、ライブでは多くのファンを虜にしています。
それと真逆のしゃがれ声でコーラスを担当するギター・コーラスのRYU-TAさん、この2人の絶妙な掛け合いがあってこその04 Limited Sazabysです。
・ボーカルGENさんの見た目とは裏腹な圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくるギャップ
GENさんは可愛らしい少年のような見た目とは裏腹に、ライブが始まると別人かのようにゴリゴリなサウンドをぶちかましてくる男です。
そんなの見せられたら誰だってイチコロですよ。
KANA-BOON
KANA-BOON(カナブーン)
2006年に大阪府出身のメンバーで結成された3人組バンド。
(2019年にベースの飯田さんが脱退を発表したことにより3人組となる)
2012年にキューンミュージックの20周年記念オーディションで、4000組の中から見事グランプリに選出。
同年4月にASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントアクト(前座)を務め、徐々に注目を浴び始めます。
2015年に自身初となる日本武道館での公演を成功させています。
◆代表曲
・ないものねだり(2013.4)
・フルドライブ (2014.5)
・シルエット (2014.11)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・結晶星(2011.7)
◆イチオシ曲試聴
・初心者でも覚えやすい耳に残るメロディと歌詞
KANA-BOONはサビで同じフレーズをひたすらに繰り返すような耳に残る楽曲が多い。
難しい曲ばかりだとライブやカラオケでもなかなか歌えないですが、KANA-BOONのように覚えやすい楽曲が多いとライブでも一緒に口ずさめて、カラオケでも歌えるので曲への愛着がより一層湧きます。
・四つ打ちの踊れるリズム感
KEYTALK同様、四つ打ちの代名詞。
リズム感が良くて乗りやすく、フェスやライブに行くと高揚感抜群なので最高に盛り上がれます。
SHANK
SHANK(シャンク)
2004年に長崎県出身のメンバーで結成された3人組バンド。
スカやレゲエ要素を取り入れたメロディックパンクバンド。
2011年から自身主催の音楽イベント「BLAZE UP NAGASAKI」を行っており、2018年からは開催場所を初めてハウステンボスに移し開催。
地元長崎を中心に精力的に活動を行っています。
※スカ:1950年代にジャマイカで生まれた音楽。レゲエの土台となった。
◆代表曲
・Cigar Store (2010.8)
・Good Night Darling(2012.5)
・Set the fire (2013.5)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Wake me up when night falls again(2012.5)
◆イチオシ曲試聴
・短い1曲に詰まった秀逸なメロディと圧倒的な疾走感と爽快感
メロコアと言えば、SHANK!と言っても過言ではほど、メロコアシーンを代表するバンド。
メロコア特有ので1曲平均2分ほどの短い曲に、これでもかと詰め込まれた、疾走感と爽快感が抜群の秀逸なメロディがたまらない。1曲聴き終えた時の満足感が半端ないです。
・常に飾らない自然体のスタイル
音楽業界やオーディエンスは日々、時代ととも変化を続けています。
それに流されたり合わせたりして、だんだんと変わっていくバンドが多い中で、SHANKは変わることなく自分たちのスタイルを貫き通している常に飾らない最高にかっこいいバンドです。
WANIMA
WANIMA(ワニマ)
2010年に熊本県出身のメンバーで結成された3人組バンド。
2014年の10月に1st mini Album「Can Not Behaved!!」をリリースし、そのアルバムを引っ提げ、全国33ヶ所でツアーを敢行。
その年、軒並み大型音楽フェスに出演し、入場規制を記録し一気に人気に火が付きました。
2017年にはauのCMソング「やってみよう」が話題となり、同年末に「紅白歌合戦」の出場を果たしました。
◆代表曲
・THANX (2015.11)
・ともに (2016.8)
・シグナル (2018.1)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・TRACE (2015.8)
◆イチオシ曲試聴
・前向きでキャッチーな綺麗な曲から下ネタ満載のエロティックな曲まで作り出すメロディセンス
繊細な言葉選びで、真っすぐで元気になれる前向きでキャッチーな曲を作ったかと思えば、思春期真っ盛りな男子にうってつけなド下ネタな曲まで作れる幅広い非凡なメロディセンスが大きな魅力。
・ファンを魅了するメンバー全員のとにかく明るい人柄
ボーカルのKENTAさんは今でこそメディア露出が多くなり、少小奇麗になりましたが、以前は原宿の古着屋の店長(自称、汚いスティッチ)のような見た目でした。
その見た目のチャラさに反してKENTAさんをはじめメンバー全員、太陽なような性格の明るさの持ち主で、その常に笑顔な明るさで多くのファンを魅了しています。
邦ロック初心者おすすめバンド4:「"口から音源"邦ロックバンド」
邦ロックの中でも特に圧倒的な歌唱力で難曲を歌い上げるロックバンドです。
通称「"口から音源"邦ロックバンド」
どのバンドも日本でも指折りの歌唱力の高さを持っていて、ライブやフェスに行って生で聴くと、音源と同じ、いやそれ以上の上手さです。ぜひ1度生で聴いてみてほしいです。
(個人的にはこのタイプにONE OK ROCKとUVERworldも入れたいところ)
Official髭男dism
Official髭男dism
(オフィシャルヒゲダンディズム、通称ヒゲダン)
2012年に山陰地方出身のメンバーで結成された4人組ピアノPOPバンド。
髭の似合う年齢になっても、誰もがワクワクするような音楽をこのメンバーで続けていきたいという思いから、このバンド名が名付けられました。
2018年に1st Single「ノーダウト」をリリースし、ドラマ「コンフィデンスマンJP」の主題歌に抜擢。インディーズアーティストとして初めて月9主題歌に起用。
2019年には「紅白歌合戦」に出場を果たしました。
◆代表曲
・ノーダウト (2018.4)
・Pretender (2019.5)
・宿命 (2019.7)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・コーヒーとシロップ(2016.6)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカル藤原聡さんの圧倒的な歌唱力と表現力
ボーカルの藤原さんはライブでも歌唱力が抜群に安定していて、曲の表現力、声のしなやかさもは圧巻です。
こんなに音源と変わらない人、なかなか見たことないです。
・明るく爽やかなバンドの雰囲気
曲の多くが前向きで明るい気持ちになれる曲が多い。
藤原さんのMCも爽やかで軽快なのと、演奏中のメンバーの表情も楽しそうで見ているこっちも楽しい気分にさせられます。
King Gnu
King Gnu(キングヌー)
2017年に結成された4人組バンド。
前身バンドは「Srv.Vinci」(サーヴァ・ヴィンチ)。
2019年に「白日」がドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌となり、大ヒットを記録。同年末に「紅白歌合戦」の出場を果たしました。
◆代表曲
・Vinyl(2016.9)
・白日 (2019.2)
・Teenager Forever(2020.1)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・It’s a small world(2019.1)
◆イチオシ曲試聴
・対をなすツインボーカルの魅力
クラシックな発声法からくる甘い透明感のある歌声の井口さんとハスキーなロックバンドボーカルっぽさがある歌声の常田さん。
相反するこの2人のボーカルが絶妙なバランスの良さを保つことで、King Gnuの完成度の高い唯一無二の楽曲が仕上がっています。
・個性派揃いのメンバー
音楽のルーツが全く異なる、個性派揃いの4人がそれぞれの音楽性を持ち寄ることでKing Gnuが語る「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」という彼らにしか作れない音楽が創り上げられています。
sumika
sumika(スミカ)
2013年に神奈川県出身のメンバーで結成された4人組バンド。
前身バンドは「banbi」。
2018年6月、2019年3月の2度、日本武道館でのワンマンライブを成功させています。
sumika名義のときは通常のバンド形態。
sumika[camp session]名義のときはアコースティック形態。
といった2つのスタイルをとっています。
ライブでは、毎回ゲストを入れて行われており、音楽家、写真家、絵描き、映像作家、詩人、建築家、彫刻家などさまざまな芸術家とともに作品を作り出すという独特なスタイルをとっています。
◆代表曲
・ふっかつのじゅもん(2014.6)
・Lovers(2016.3)
・フィクション(2018.4)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・下弦の月(2018.4)
◆イチオシ曲試聴
・常に感謝の気持ちを忘れない愛に溢れたメンバー全員の人柄
「愛しかないしか」という言葉がスローガンの彼ら。
この言葉通り、彼らの歌・言葉・人柄には愛が詰まっています。
爽やかでいつも笑顔で、メンバー全員が滲み出る人柄の良さ。
そんな彼らが奏でる音楽はほんとに心地良く、ライブでの常に感謝の気持ちを忘れない姿に惚れ惚れします。
・ロックというジャンルに食わず嫌いなイメージを持っている人に安心してオススメできるバンド
邦ロックを聴き始めたけど何から聴けばいいか迷っている方はぜひsumikaを聴いてみて下さい。きっと素敵な出会いが待っていますよ。
Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLE
(ミセス・グリーン・アップル、通称ミセス)
2013年に結成された男女5人組バンド。
2015年に結成わずか2年という異例の早さでメジャーデビューを果たしました。
明るくキャッチーなメロディが特徴的で、10代~20代の若い世代を中心に大きな支持を得ています。
◆代表曲
・StaRt (2015.7)
・青と夏 (2018.8)
・インフェルノ (2019.7)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・アウフヘーベン(2018.4)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルの大森さんの歌唱力
ボーカルの大森さんはファルセットの使い方が非常に上手く、年々安定感を増していて、上手さに磨きがかかっています。
・メンバーの驚くべき若さと今後への期待度
2021年10月時点でメンバーの平均年齢はなんと26歳です。
メジャーデビュー8年目でまだ26歳ですよ?末恐ろしい存在ですね。
デビュー当時、大森さんはなんとまだ18歳で、当時あまりにも完成度の高い楽曲を生み出すことから、人生2周目だ!などと比喩されていました。
UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN
(ユニゾン・スクエア・ガーデン、通称ユニゾン)
2004年に結成された3人組バンド。
2008年7月に1st Single「センチメンタルピリオド」でメジャーデビュー。
2015年に自身初となる日本武道館でのワンマンライブを成功させています。
影響を受けた音楽とカルチャーに「90年代のJ-POP」と「アニソン」「ニコニコ動画」を上げており、アニメ作品と数多くタイアップを行っています。
◆代表曲
・オリオンをなぞる(2011.5)
・桜のあと(all quartets lead to the?)(2013.11)
・シュガーソングとビターステップ(2015.5)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・箱庭ロック・ショー(2009.4)
◆イチオシ曲試聴
・透明感かつ個性的な面を兼ね揃えたボーカルの斎藤さんの歌声
ボーカルの斎藤さんの透き通るようなハイトーンボイスと独特な心地良い声色に酔いしれます。
・「日本一見切れるベーシスト」の異名を持つベースの田淵に注目
ステージ上で異常なまでに動き回るベースの田淵さんにボーカルの斎藤さんがつけた異名。
ステージ上を縦横無尽に駆け回り、ベースを振り回し暴れまくる姿はファンの間では有名で、もはや名物になっています。
邦ロック初心者おすすめバンド5:「ライブパフォーマンスで魅せる邦ロックバンド」
とにかく熱く、ライブでの一言一句に言葉の重みとメッセージ性がある「心震わす熱いMCと圧倒的なライブパフォーマンスで魅せるロックバンド」です。
このタイプのバンドのライブは常に熱く、心揺さぶられるので、そのMCや演奏を耳にすると思わず涙してしまいます。
他のタイプのバンド以上にライブで見ることを強くオススメします。
10-FEET
10-FEET(テンフィート、通称テンフィ)
1997年に京都出身のメンバーで結成されたスリーピースバンド。
2007年から毎年、地元京都で大型フェス「京都大作戦」を主催しています。
年間100本近いライブを精力的に行っており、大型フェスの大トリを飾ることが多い、邦ロックシーンを代表するバンド。
バンド仲間たちからの信頼も厚く、多くのコラボ楽曲をリリースしています。
◆代表曲
・RIVER (2002.10)
・goes on (2007.11)
・その向こうへ (2011.11)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・2%(2004.11)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのTAKUMAさんの泥臭くて人間味溢れる熱い人柄
10-FEETはボーカルのTAKUMAさんがとにかく熱い!!
その熱い男が放つ言葉の数々に多くのファンが時に勇気づけられ、時に大粒の涙を流します。
思いっきり笑って、思いっきり泣ける。観ている観客を誰ひとり置いていかないバンド。それが10-FEET。
・ライブ中心の地道な活動
メジャーになった今でも、毎年、年間100本以上のフェスやライブに立ち続けるフェス常連の彼ら。
大型フェスでも大トリも務めることも多く、10-FEET無しではフェスは語れないと言っても過言では無いほど、邦ロックシーンにおける彼らのインパクトは絶大。
それは今までずっとCDやメディアへの露出という手段ではなく、観客と面と向かって1対1対で向き合える"ライブ"というスタイルに重きを置いてやってきた彼らだからこそ成しえたこと。
彼らが主催する「京都大作戦」は本当に雰囲気の良いフェスで是非1度行ってみてほしいフェスの1つです。
BLUE ENCOUNT
BLUE ENCOUNT
(ブルー・エンカウント、通称ブルエン)
2014年に熊本県出身のメンバーを中心に結成された4人組バンド。
2016年に日本武道館で初のワンマンライブを行い、チケットを即日完売させる大成功を収めています。
近年は人気ドラマや人気アニメのタイアップも多く担当しており、邦ロックファンのみならず、幅広い層のファンを獲得しています。
◆代表曲
・もっと光を(2015.1)
・Survivor (2016.3)
・バッドパラドックス(2019.9)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・NEVER ENDING STORY(2014.9)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルの田邊さんの感情が全面に入ったエモーショナルな歌声
ボーカルの田邊さんは知名度が上がり、観客の動員が増えることよりも、観客一人ひとりの「あなた」に信頼して聴いてもらえるバンドでありたい。と願う男。
常に1対1で観客と向き合って歌っている。時には笑い、時には泣き、時には怒りそんな感情が全面に込もった田邊さんの歌声は聴くものを虜にします。
・まっすぐな想いを綴った歌詞
強く熱く前向きな歌詞を綴った曲が多く、立ち止まったり、壁にぶつかってどうしようもない時に聴きたいバンド。
困難に立ち向かう勇気や元気を与えてくれるバンド、BLUE ENCOUNT。
SUPER BEAVER
SUPER BEAVER
(スーパービーバー、通称ビーバー)
2005年に結成された4人組バンド。
2009年に10代という若さでメジャーデビューを果たし順風満帆かと思われたが、音楽をやる意味を見失い、バンドが崩壊寸前まで追いやられるほどの苦悩と挫折を味わい、メジャーを離脱するまでの状況に至ります。
しかし2011年から活動の場をメジャーからインディーズへと移し、年間100本を超える全国ライブを敢行。
そこから精力的に活動を続け、息を吹き返し、2020年に再びメジャーデビューを果たしました。
◆代表曲
・らしさ(2014.9)
・証明 (2015.4)
・予感 (2018.11)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・東京流星群(2013.4)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルの渋谷さんの丁寧で圧倒的なライブパフォーマンス
ボーカルの渋谷さんが発する言葉は1つ1つがとても丁寧で嫌みが全く無く、その綺麗な言葉に真っすぐ心を掴まれます。
渋谷さんはロックアーティストがよくMCで言うような汚い言葉は使わない男。
「声を貸して下さい」「お手を拝借、よろしくお願いします」といった丁寧な言葉遣い。こんな丁寧にロックアーティスト見たことありますか?
「あなた」という1人に向けた丁寧なメッセージが真っすぐに届き、渋谷さんの感情の籠った歌声も相まって心震わされます。
聴き終わったあとに心を洗われたような気分になりますよ。
・数々の苦悩を乗り越えた想いが宿るメッセージ性の強い歌詞
今まで自分たちが経験してきた苦労や想いが歌詞に込められているのがひしひしと伝わるので、歌詞がダイレクトに刺さります。
ありのままの姿を偽らずにありのままに歌える数少ないバンド、SUPER BEAVER。
邦ロック初心者おすすめバンド6:「音楽で虜にする邦ロックバンド」
多くの女性ファンの恋心を鷲掴みにする「色気のある歌声・切ない歌詞で魅せる邦ロックバンド」です。
「音楽で虜にさせる」とはまさに彼らのことで、圧倒的に女性ファンに支持されています。
1度聴けばあなたも虜になってリピートすること間違いなし。
クリープハイプ
クリープハイプ(通称、クリープ)
4人組バンド。
度重なるメンバーチェンジを繰り返しており、2009年に現メンバー体制となりました。
2014年、2018年の2度、日本武道館で公演を行っており、成功を収めています。
◆代表曲
・鬼 (2016.3)
・イト(2017.4)
・栞 (2018.9)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・オレンジ(2012.4)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルの尾崎世界観さんの嘆きのような独特な歌声
クリープハイプの特徴は何と言っても、ボーカルの尾崎世界観さんの嘆くような独特なハイトーンボイス。
正直好き嫌いが分かれると思います。僕も最初は嫌いでした。
ですが、聴いてみると切ない気持ちや感傷的な歌詞を表現するのにピッタリな歌声だと気付き、考えを改めました。
ふとした時にまた聴きたくなる中毒性があります。
・世の女性たちの恋心を的確に突く歌詞を紡ぎ出す尾崎世界観さんの作詞センス
尾崎世界観さんは俗に言う、サブカル女子・メンヘラ女子・恋語り女子などの気持ちを言葉巧みに表現するのが本当に上手いです。
あまりに共感できるその歌詞に、多くのファンを惹きつけています。
・バンド仲間からの信頼
尾崎世界観さんの楽曲センスはバンド仲間からも高く評価されていて、多くの楽曲提供を行っています。
2018年に行われたFM802 × TSUTAYA ACCESS!のキャンペーンでは「Radio Bestsellers × クリープハイプ」と題して、
・あいみょん
・片岡健太(sumika)
・GEN(04 Limited Sazabys)
・斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)
・スガ シカオ
という豪華な面々でコラボ楽曲を制作しました。
マカロニえんぴつ
マカロニえんぴつ(通称、マカえん)
2012年に神奈川県の洗足学園音楽大学のメンバーで結成された4人組バンド。
若い世代を中心に一気に人気に火が付き、今最もチケットが取れないと言われている大注目のバンドです。
2020年にトイズファクトリーから念願のメジャーデビューを果たし、その勢いは留まることを知りません。
全国にマカロックを響かせるため、都内を中心に精力的に活動中。
◆代表曲
・洗濯機と君とラヂオ (2017.2)
・ブルーベリー・ナイツ(2019.2)
・ヤングアダルト (2019.9)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・イランイラン(2017.12)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのはっとりさんのエモーショナルな歌声
ボーカルのはっとりさんの聴き馴染みのある懐かしいような気がする不思議なエモい歌声が特徴的。
その歌声が今風のバンドサウンドと絶妙にマッチし、相乗効果をもたらしています。
・キーボードの多彩な音色を織り交ぜた遊び心のあるサウンド
マカロニえんぴつはメンバー全員音大の出身という高い音楽性を持ったバンド。
演奏技術が高く、その高い音楽性を持ち寄った遊び心のある完成度の高い楽曲の数々が魅力的。
その中でもひと際輝きを放つのがキーボードの多彩な音色。センスの高さが要所に感じられて何とも心地良い。
My Hair is Bad
My Hair is Bad
(マイヘアーイズバッド、通称マイヘア)
2008年に新潟県上越市出身のメンバーで結成された3人組バンド。
2018年に日本武道館での2デイズ公演を両日ソールドアウトさせ、大成功を収めています。
リアルな恋愛や日常の苦悩を綴った歌が共感を呼び、若い女性ファンを中心に人気を博しています。
◆代表曲
・真赤(2015.7)
・卒業(2016.5)
・告白(2016.10)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・グッバイ・マイマリー(2016.10)
◆イチオシ曲試聴
My Hair is Badは音楽配信サービスへのアップがありません。
・女々しい男心を決してカッコつけず、ありのままに歌うボーカルの椎木さんの表現力
My Hair is Badの代名詞と言っても過言ではない「女々しい」。
ボーカルの椎木さんのノンフィクションの恋愛経験に基づいて作られたであろうと思われる曲があり、その表現力がどれも気持ちいいぐらいに正直。
元カノとの失恋の悲しさ、失ったあとにその存在の大切さに気付く未練たらたらな男心、その痛いほどリアルな女々しさを全面に出してくる歌詞が刺さる刺さる。
イケメンであるにもかかわらず、そう言った普通の男ならばカッコつけて隠しておきたい恥ずかしい一面を惜しげもなく晒し歌う姿に、男女問わず胸の奥をギュッと掴まれ惹かれます。
人ってギャップに弱いですよね。
Saucy Dog
Saucy Dog
(サウシードッグ、通称サウシー)
2013年に結成された男女3人組バンド。
メンバーチェンジを経て、2016年に現メンバー体制となる。
1st mini album「カントリーロード」の1曲「いつか」のMVがYouTube再生回数1700万回再生を記録するなど、今人気急上昇中のバンド。
◆代表曲
・いつか(2016.8)
・煙 (2017.5)
・コンタクトケース(2018.5)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・雀の欠伸(2019.6)
◆イチオシ曲試聴
・声、歌詞、メロディの三位一体的サウンド
「声・歌詞・メロディの三位一体的サウンド」Saucy Dogを表現する際によく用いられる表現です。
1「声」:ボーカルの石原さんの透明感のあるハイトーンボイス
2「歌詞」:石原さんの実体験をもとにした20代のリアルな生き方や恋愛事情を綴った歌詞
3「メロディ」:バンドメンバー3人が奏でるセンスあふれる心地良いメロディ
この3つがどれか1つが飛びぬけているわけではなく、それぞれがバランスよく重なり合って、サウシー色に染まった唯一無二の曲が出来上がっています。
邦ロック初心者おすすめバンド7:「攻撃的なサウンドを掻き鳴らす邦ロックバンド」
「攻撃的なサウンドを掻き鳴らすラウドロックバンド」。
ラウドロックは和製英語で、ざっくり言うと重たいサウンドの邦ロック。ヘドバンやデスボイス、バンドメンバーが縦横無尽に暴れ回ったりするのはこのタイプです。
生温い音楽は願い下げ!ロックなら激しくないと!という人にオススメのバンドです。
Fear, and Loathing in Las Vegas
Fear, and Loathing in Las Vegas
(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス、通称ベガス)
2008年に神戸市にて結成された4人組バンド。
メンバーチェンジ、2019年にベーシストのKeiさんが急性心不全のため死去。現在は4人体制となっています。
2013年に地元神戸ワールド記念ホールにて自身初となるワンマンライブを成功を収めたのち、2015年に日本武道館でのワンマンライブも成功を収めました。
2016年に自身主催のフェス「MEGA VEGAS」を開催しており、2017年は開催場所を神戸ワールド記念ホールに移し開催しています。
◆代表曲
・Chase the Light(2011.7)
・Just Awake (2012.1)
・Let Me Hear (2015.1)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・The Stronger, The Further You'll Be(2019.12)
◆イチオシ曲試聴
(※別のアルバムです)
・さまざまなジャンルの音楽要素を詰め込んだ予測不能な唯一無二の音楽
ハードコアなサウンドにダンス・ミュージックやエレクトロ的な要素を織り交ぜた、言葉では言い表せられないほど複雑な音楽。
ただ凄いところはさまざまな要素を取り込んでいくが、それに飲み込まれることなく自分たちの色に変えてしまうところ。まさにブラックホール。
・転調に次ぐ転調、先が全く読めない予測不能なメロディ
普通の曲って1番を聴いたら2番の展開はだいたい予想できますよね?ベガスはできません。
転調の連続で予測不能です。まさにカオス。毎回ワクワクさせられます。
※ハードコア:パンク・ロックのロック色を無くし、より攻撃性や暴力的な要素を濃くしたジャンルのこと。
KNOCK OUT MONKEY(活動休止中)
KNOCK OUT MONKEY
(ノックアウトモンキー、通称ノクモン)
2001年に神戸市で結成された4人組バンド。
メンバーチェンジを繰り返し、2009年から現メンバー体制になりました。
ROCK IN JAPAN、SUMMER SONIC、COUNTDOWN JAPANなどの国内の大型フェスにも毎年出場を果たしています。
◆代表曲
・HOPE(2012.3)
・JET (2012.7)
・Scream & Shout(2013.3)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Eyes(2015.1)
◆イチオシ曲試聴
KNOCK OUT MONKEYはアップがありません。
・熱いライブパフォーマンス
「神戸の暴れ猿」という異名通り、これぞロックと言わんばかりの泥臭く、暑苦しいライブパフォーマンスが魅力的。
ボーカルのw-shunさんが感情を剥き出しにして熱い想いを咆哮する姿はまさに暴れ猿。
・重たいラウドロックのサウンドの中にありながらキャッチーなメロディで聴きやすい
ラウドロックのジャンルの中でもキャッチーで比較的聴きやすいので、ラウドロック初心者はKNOCK OUT MONKEYから入るのはかなりオススメです!
MY FIRST STORY
MY FIRST STORY
(マイ・ファースト・ストーリー、通称マイファス)
2011年に結成された5人組バンド。
メンバーチェンジ、2015年末にギターのShoさんの無期限活動休止を経て、2016年に現メンバー体制となりました。
2016年にツアーファイナルを自身初となる日本武道館で行い、2017~2019年には幕張メッセ、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナといった国内の大型会場で公演を行うなど、着実に実力を伸ばしています。
インディーズであることにこだわり続け、2021年現在もまだメジャーデビューはしていません。
ボーカルのHiroさんの兄はONE OK ROCKのボーカルのTakaさん。
◆代表曲
・不可逆リプレイス(2014.9)
・ALONE(2015.8)
・Missing You(2016.6)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・With You(2018.10)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのHiroさんの歌唱力と壮絶な人生を綴った歌詞
兄であるONE OK ROCKのTakaさんと比べてどうだとか野暮な話は置いておきましょう。
Hiroさんは繊細で愁いを含んだ綺麗な歌声が特徴的。年々ライブでの上手さも磨きがかかっています。
孤独、家族への愛、兄との同じ土俵に立つことで足掻き続けた人生、そんな複雑な感情を込めた歌詞。
そこに血の通った歌声を乗せてぶつけてきます。
・兄Takaさんとの因縁
同じ土俵で活動する以上比較対象にされるのは避けては通れないでしょう。
Hiroさんは武道館公演で「人生で最初で最後の敵Taka、ONE OK ROCKを超える」と宣言しています。
七光りだとかTakaさんのおかげだとか事務所のゴリ押しで売れただとか、いろんな声が聞こえてくる中での活動は大変だったに違いありません。
ただ1つ言えることはどんなきっかけがあろうとそのきっかけを活かさなければ、それはただのきっかけに過ぎないということ。
彼らが未だに最前線で歌う場所があるということは彼らに間違いなく実力があるという証拠です。
いつか実力で兄のTakaさんを超える日がくることを期待しています。
ROTTENGRAFFTY
ROTTENGRAFFTY
(ロットングラフティー、通称ロットン)
1999年に京都府で結成された6人組バンド。
2010年は変化の年で、それまではスーツ衣装で活動を行っていたが、その年を機にスーツ衣装を辞め、バンド名もカタカナ表記から英語表記に変更するなど、大きな変化を遂げました。
2014年から毎年、地元京都で屋内フェス「ポルノ超特急」を主催しています。
2018年には自信初となる日本武道館での公演を成功させています。
◆代表曲
・This World(2010.4)
・金色グラフティー(2011.12)
・D.A.N.C.E.(2012.8)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・STAY REAL(2012.8)
◆イチオシ曲試聴
・攻撃的なツインボーカル
NOBUYAさんとN∀OKIさんのツインボーカルの絶妙なコンビネーションが魅力。
シャウト交じりの高速テンポの2人の攻撃的なサウンドが最高にアガります。
・邦ロック界トップクラスのライブの盛り上がり度
ライブでのエネルギー量が凄く、盛り上がりが半端ないバンド。
熱量MAXの熱いMCや全力で歌って踊れる曲もあり、ライブでの盛り上がりは邦ロック界でも随一です。
嫌なことやモヤモヤしていることがあっても、ROTTENGRAFFTYのライブを見終わる頃には間違いなくスッキリしているはずです。
SiM
SiM(シム)
2004年に神奈川県の湘南で結成された4人組バンド。
前身バンドは「Silence iz Mine」。
メンバーチェンジを繰り返し、2009年に現メンバー体制になりました。
2010年から自身主催の音楽イベント「DEAD POP FESTiVAL」を行っており、2015年からは開催場所を川崎市東扇島公園に移し開催しています。
同年2015年には自身初となる日本武道館での公演を成功させています。
◆代表曲
・KiLLiNG ME(2011.10)
・Amy(2012.5)
・Blah Blah Blah(2013.4)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・MAKE ME DEAD!(2016.4)
◆イチオシ曲試聴
・ボーカルのMAHさんの観客の心を鷲掴みにするMC
ボーカルのMAHさんは煽り上手で、観客を惹きつけるのが本当に上手く、そのMCは見ていて圧巻です。
2013年の京都大作戦での伝説のMCは有名。
なんと僕は参戦していてリアルタイムでそのMCを目にしました。鳥肌が止まらなかったです。
MCであそこまで心震わされたのはMAHさんが初めてです。
語りだすと長くなるので、Googleで「SiM 京都大作戦」で検索してもらえればと思います。
マキシマム ザ ホルモン
マキシマム ザ ホルモン(通称、ホルモン)
1998年に東京都八王子市で結成された4人組バンド。
メンバーチェンジを経て、2000年に現メンバー体制になりました。
2008年にアメリカツアー、イギリス・フランス・ドイツ・スペインのユーロツアー、2017年に南米ツアーを行い、国内に留まらず海外でも精力的に活動を行っています。
◆代表曲
・ぶっ生き返す!!(2007.3)
・爪爪爪 (2008.7)
・「F」 (2008.7)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・恋のメガラバ(2006.7)
◆イチオシ曲試聴
マキシマム ザ ホルモンはアップがありません。
・唯一無二の絶対的なインパクト
邦ロックを聴かない人でもヘドバン・デスボイスという単語を聴いて連想するバンドはマキシマム ザ ホルモンではないでしょうか?それくらいインパクト絶大のバンド。
メンバーのキャラクター、音楽、世界観どれをとっても異次元のバンド。そのライブ姿はまさに地獄の大魔王のよう。
ひとたびフロアに足を踏み入れてしまえば一瞬にして腹ペコの仲間入り。
・日本語の語感を巧みに操る独特な歌詞
日本語で歌っているのに何故か英語に聴こえる歌詞。
空耳フレーズとも言えるもので、作詞作曲とボーカルを担当しているマキシマムザ亮君だからこそ成せる業です。
そのままの文面だけ見ると意味不明な歌詞も多く、ファンの間では歌詞の本当の意味の考察されるなど、いろいろな楽しみ方がされています。
※腹ペコ:ホルモンファンの総称
邦ロック初心者おすすめバンド8「聴けば聴くほどハマる邦ロックバンド」
独特な音楽スタイルやメロディ・歌詞・世界観で魅了する「聴けば聴くほどハマるスルメロックバンド」。
聴けば聴くほどハマってしまう中毒性の高さは、まさにスルメのよう。
神様、僕は気づいてしまった
神様、僕は気づいてしまった(通称、神僕)
2016年に結成された4人組バンド。
メンバー全員覆面を被っており、メンバーの詳細なプロフィールは一切明かされていません。
2017年にTVドラマ「あなたのことはそれほど」の主題歌に「CQCQ」が起用され、一躍注目を集め、その勢いに乗りメジャーデビューを果たしました。
◆代表曲
・CQCQ(2017.5)
・だから僕は不幸に縋っていました(2017.7)
・わたしの命を抉ってみせて(2017.7)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・メルシー(2019.5)
◆イチオシ曲試聴
・引き込まれる独特な世界観
突如現れた謎の覆面バンド。
覆面の理由は「楽曲を伝える上で表情を見せることは邪魔になってしまうから」。
彼らの言う「神様」とは10~20代の若い世代が抱える、負の感情を何でもかんでも総称して「ネガティブ」に一括りにする行為や、人それぞれが持つ十人十色の感情をひとつの言葉にカテゴライズしてしまうことの浅薄さのこと。
・ボーカルの"どこのだれか"さんの女性のような強烈なハイトーンボイス
ボーカルの"どこのだれか"さんの女性かと間違えてしまうほどの突き抜けるハイトーンボイスが魅力的。
中性的で儚げな歌声は独特な世界観を表現するのにピッタリです。
キュウソネコカミ
キュウソネコカミ(通称、キュウソ)
2009年に関西学院大学の軽音楽部の同期メンバーを中心に結成された5人組バンド。
メンバーチェンジを経て、2011年に現メンバー体制になりました。
「ボーカルのやりたいことを形にする」という音楽スタイルで、ボーカルのヤマサキセイヤさんの身近に起きた出来事などをテーマにした曲が多いのが特徴。
◆代表曲
・ファントムヴァイブレーション(2013.10)
・ビビった(2014.6)
・MEGA SHAKE IT!(2015.10)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・GALAXY(2015.1)
◆イチオシ曲試聴
・常に弱者の味方、敗北者目線の歌詞
キュウソネコカミはいつだって弱者の歌を歌っています。
リア充やDQN、人生を謳歌している奴ら、身の回りの理不尽な出来事に対しての妬みや敗北の気持ちを歌詞にしています。
そこにボーカルのヤマサキセイヤさんの怒りや叫び逆ギレが乗っかって、よりリアリティを増す。
そんな誰もが1度は経験したことがあるような敗北感を笑いを交えて風刺的な歌にすることで多くの観客の共感を誘い、魅了しています。
・日本屈指のコミックバンド
初めて見たときはここまで人気の出るバンドになるとは思っていませんでした。
おふざけのように見えるがいつも真剣度はMAXで楽曲もポップセンスに溢れているので、1度聴いたら何度でも聴きたくなる中毒性があります。
※コミックバンド:音楽で、観客を笑わせる演芸的要素を取り入れたバンド
フレデリック
フレデリック
2009年に神戸市で、ボーカルの三原健司さんとベースの三原康司さんの双子の兄弟を中心に結成された4人組バンド。
2017年に以前からサポートメンバーとして関わっていた、ドラムの高橋さんが正式に加入して4人体制になりました。
2012年に"NEW ROCK NEW STANDARD"というテーマで開催されたオーディション「MASH A&R」で特別賞を受賞し、一気に人気に火が付きました。
◆代表曲
・オドループ (2014.9)
・オワラセナイト (2015.5)
・オンリーワンダー(2016.6)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・飄々とエモーション(2018.7)
◆イチオシ曲試聴
・スルメバンドの代名詞
代表曲「オドループ」を始めとする曲にみられる、何度も繰り返すメロディーラインとシンプルかつ速いテンポのビート、謎の内容のMV。
これらが絶妙なバランスで合わさることで、何度でも聴きたくなる中毒性の高い楽曲を作り上げています。
「1度聴いたら耳から離れない」という表現をよく耳にしますが、最高の褒め言葉だと僕は思います。
1度聴いてもらっただけでその人の中に残るって最高ですよね。
ヤバイTシャツ屋さん
ヤバイTシャツ屋さん(通称、ヤバT)
2012年に大阪芸術大学の軽音楽サークルのメンバーで結成された3人組バンド。
2015年に開催された、サマソニ出演をかけたオーディション「でれんの!?サマソニ」を勝ち抜き、見事「SUMMER SONIC TOKYO」へ出演を果たしました。
その後「eo Music Try 2015」でグランプリを獲得し「ビクターロック祭り ワン!チャン!」でもグランプリを獲得して一躍脚光を浴び、邦ロックシーンの最前線へと駆け上がり中の今最も勢いのあるバンド。
◆代表曲
・あつまれ!パーティーピーポー(2015.10)
・ハッピーウェディング前ソング(2017.9)
・かわE(2018.12)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・無線LANばり便利(2016.11)
◆イチオシ曲試聴
・コミックバンドとは一線を画すカッコ良さ
ヤバイTシャツ屋さんが歌っているのはパリピやDQNなどをテーマにした日常のあるあるであり、キュウソネコカミと似通ったものがあるが、ヤバTは何故かカッコイイ。
それはデビューからとんとん拍子でシーンの最前線まで駆け上がっていった高い演奏技術に裏付けられています。
歌詞の内容だけを見るとどうしても流行りのコミックバンドだと思われてしまいがちだが、ヤバイTシャツ屋さんは一味違います。
歌詞の内容に反してゴリゴリの熱いロックな演奏が魅力的なバンドです。
邦ロック初心者おすすめバンド9:「HiT (ヒット)のイチオシ邦ロックバンド」
当ブログの執筆者のHiT (ヒット)が個人的に注目している「HiT (ヒット)のイチオシロックバンド」。
今回紹介する3バンドはどのバンドももっと評価されて世に出るべきバンドです。
今後必ず名前を目にする、耳にする日がきますので、要チェックです!
BURNOUT SYNDROMES
BURNOUT SYNDROMES
(バーンアウトシンドロームズ、通称バーンアウト)
2005年に大阪府出身のメンバーで結成された3人組バンド。
青春文學ロックをコンセプトにしており、日本語の響きや美しさを大切にした文學的な歌詞が特徴的。
2010年にTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」の開催イベント「閃光ライオット」に出演し、準グランプリを獲得しています。
人気アニメ「ハイキュー」とのタイアップを多く行っています。
◆代表曲
・FLY HIGH!!(2016.3)
・ヒカリアレ(2016.10)
・Good Morning World!(2019.8)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・ハイスコアガール(2017.9)
◆イチオシ曲試聴
・文學的な歌詞と言葉遊びを使ったMV
BURNOUT SYNDROMESのコンセプトは「青春文學ロック」。
メンバーが文學に精通しており「文學少女」「斜陽」「吾輩は猫である」「銀河鉄道の夜」といったタイトルの楽曲もリリースしています。
歌詞も日本語の独特な表現を使っているものが多く、改めて日本語の響きの美しさや面白さを実感できます。
音楽を聴いているはずなのに、小説を読んでいるかのような不思議な気持ちになりますよ。
MVもどれも独特で言葉や文學に重きを置いた秀逸な内容のものが多く必見です
・ボーカルの熊谷さんの独特な綺麗な歌声
ボーカルの熊谷さんのどこか懐かしいような独特な綺麗な歌声が魅力的。
文學ロックを表現するのにこれ以上ぴったりな歌声はないだろうと思います。
僕は日本のアーティストの中で1番好きな歌声と言っても過言では無いぐらい好きな歌声です。
今後ますます注目のイチオシのバンドです!
Lucky Kilimanjaro
Lucky Kilimanjaro
(ラッキーキリマンジャロ、通称ラッキリ)
2014年に結成された男女6人組バンド。
シンセサウンドを駆使し、80年代のシティポップやディスコサウンドに影響を受けた音楽スタイルが特徴的。
2018年にEP「HUG」でメジャーデビューを果たし、2019年にROCK IN JAPAN FES.へ初主演を果たし注目を集める。
同年末に桑田佳祐さんが東京FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」内で行った企画「桑田佳祐が選ぶ、2019年邦楽シングルベスト20」のベスト4位に、2nd Singleの「HOUSE」がランクインし話題となりました。
◆代表曲
・ひとりの夜を抜け(2018.11)
・HOUSE (2019.6)
・風になる(2019.10)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・Magical Gravity(2015.7)
◆イチオシ曲試聴
・体が勝手に踊りだしたくなる心地の良いポジティブなサウンド
Lucky Kilimanjaroのテーマは「世界中の毎日をおどらせる」。
シンセサウンドを駆使し、80年代のシティポップやディスコサウンドに影響を受けたエレクトロポップバンド。
その懐かしくも新しいサウンドはサカナクションを彷彿とさせるものがあり、楽しく軽快で前向きな曲の数々に心地良い気分にさせられます。
代表曲の「ひとりの夜を抜け」は聴くと、夜の静かな街を1人で音楽を聴きながら軽快に歩きたくなるし「HOUSE」は家でダラダラしながらでも最高にハイな気分にさせられます。
・メンバーの明るくて陽気な雰囲気
男女混合の6人組バンドということもあってか、MVやSNSからは賑やかで明るい雰囲気が伝わってきます。
彼らのテーマの「世界中の毎日をおどらせる」にぴったりで、メンバーの陽気なワイワイ感が楽曲をより明るく、楽しいものにしています。
今年最も注目しているイチオシのバンドです!
※シンセサウンド:シンセサイザーを使った音のこと。
※シンセサイザー:電子工学的な手法によって音を合成(シンセサイズ)することのできる電子楽器のこと。
PELICAN FANCLUB
PELICAN FANCLUB
(ペリカンファンクラブ)
2012年に千葉県で結成された3人組バンド。
2018年にMajor 1st mini Album「Boys just want to be culture」でメジャーデビューを果たしました。
◆代表曲
・Dali(2015.8)
・Telepath Telepath(2018.11)
・三原色(2019.11)
◆HiT (ヒット)イチオシ曲
・ベートーヴェンのホワイトノイズ(2019.6)
◆イチオシ曲試聴
・洋邦ハイブリッドな独特な楽曲スタイル
シューゲイザーやドリームポップといった洋楽シーンからのエッセンスをベースに日本語のロックに昇華し、洋邦ハイブリッドという独特なスタイルの楽曲を生み出しています。
その立体感が生み出す楽曲はまさに唯一無二で異質な存在感を放っています。
・ゼロ距離で行うライブ「DREAM DAZE」
定期的に、ステージとフロアの境界を無くしたゼロ距離で行うライブ「DREAM DAZE」を開催するなど、独特なスタイルでファンとの活動を行っています。
ファンとしてはたまらなく嬉しいし、めちゃめちゃ盛り上がれる企画ですよね。
今後ますます注目のイチオシのバンドです!
※シューゲイザー:80年代後半~90年代前半にイギリスで生まれた音楽。ポップなメロディと轟音ノイズギターが特徴的。
※ドリームポップ:80年代に誕生したロックのジャンルの1つで、浮遊感のあるサウンドが特徴的。
邦ロック初心者必聴のおすすめバンド40選まとめ
いかがでしたか?あなたにピッタリなバンドやお気に入りのバンドは見つかりましたか?
この記事を最後までしっかり読んでくれたあなたは間違いなく邦ロック通です。
この記事を読んで、1人でも多くの人が邦ロックの良さや楽しさを知るきっかけになれれば嬉しいです。
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